東日本と西日本の広い範囲で８日、大雪になる恐れがある。ＪＲが一部列車の運休を決めるなど、空の便も含めて交通の足が乱れることが懸念される。同日には早稲田大や明治大などで大学入試も予定されており、受験生の不安も募る。
ＪＲ東日本は東京と山梨や長野を結ぶＪＲ中央線特急「スーパーあずさ」など、計５８本を運休することを決めた。東海道新幹線は雪の状況によって遅れが出る可能性があるものの、運休の予定はないという。
航空各社によると、８日の国内の空の便は、羽田を発着する便を中心に、遅れや欠航などが出る可能性があるという。高速道路各社によると、積雪の状況を見ながら通行止めにするかどうか判断する。首都高速道路は７日深夜、対策本部を設置。１６００人態勢で大雪への対応に備える。
一方で、入試を予定している上智、中央、立教、法政など各大学では７日、主要な交通機関が運転を見合わせた場合に、試験開始時刻を遅らせることがあることをインターネットのホームページで告知。受験生は最新の情報をチェックし、余裕を持って会場に到着するよう呼びかけている。
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