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気球脱出の操縦士 評価割れる

 【ルクソール(エジプト南部)秋山信一、カイロ篠田航一】エジプト南部ルクソールで日本人4人を含む19人が死亡した熱気球爆発事故で、操縦士という立場でありながら、消火作業をせずに脱出したエジプト人男性、モッメン・ムラードさん(28)に対する評価が割れている。ツアー客を「置き去り」にしたとの批判がある一方、自身も全身に7割の大やけどを負う状況の中、消火作業は困難だったとの見方が出ている。

【撮影された事故の様子】

 事故発生直後のムラードさんの行動について、航空当局関係者は「爆発を防ぐためにガス管のバルブを閉める作業をせず、結果的に爆発を招いた」と指摘。同様にムラードさんの不十分な事故対応を非難する声は根強い。

 一方で同僚のムスタファ・マフムードさん(27)は「顔のやけどがひどかった。事故当時は視界を失って、消火作業をしたくても不可能だったのではないか」と話した。中東通信などは2月27日、検察の初期段階の捜査では、犯罪を構成する事実はなかった、と伝えた。

 ムラードさんは現在、首都カイロの病院の集中治療室(ICU)で治療中。付き添いの妹は28日、毎日新聞に「兄は夜になると目を覚まし、ツアー客の名を呼んでいる。私は、彼に何と伝えればいいか分からない」と話した。徐々に意識を取り戻しているとみられるが、妹は「兄は私にさえ、事故の話をしようとしない」と話し、強いショックを受けている様子を証言した。

 ムラードさんは操縦歴約5年の中堅操縦士。勤務先の運航会社「スカイクルーズ」によると、操縦士になったのは08年。当時は政府がエジプト人操縦士の増員を促進していた時期だった。ムラードさんも勤務先の観光会社を辞め、無料の訓練を受けて20人乗りの気球の免許を取得。スカイクルーズには約1年前に移り、毎月の飛行時間は約15時間だった。

 今年1月には、通常45分間の飛行を30分で切り上げ、客から苦情が出たこともあったが、「強風で、あれ以上飛ぶのは危険だった」と毅然(きぜん)としていたという。ルクソールより風が強い紅海沿いのリゾート地ハルガダでも操縦の経験があり、会社の信頼も厚かった。

 気球で飛ぶのが好きで、休日明けにはよく「早く飛びたかったよ」と同僚に話していた。昨年末ごろ父親を亡くし、家族6人の生計は長男のムラードさんが担っていたという。
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