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社民本部移転 50年の歴史に幕

 社民党本部が入る東京・永田町の「社会文化会館」が老朽化と耐震性不足のために解体されることになり、26日午前、党本部の引っ越し作業が始まった。旧社会党の本部として1964年に完成して以来、半世紀近く政治の動きを見守ってきた建物が役割を終える。社民党の福島瑞穂党首は記者団に「(今後の)新しい社民党を見てほしい。憲法を変えさせない要として踏ん張りたい」と語った。

【フォト】浅沼稲次郎像を抱く福島瑞穂党首

 文化会館が面する坂にちなんで「三宅坂」とも呼ばれてきたビルは地上7階、地下1階で延べ床面積は約2000坪。このうち約400坪を党本部として使ってきた。5~7階の688人収容の「三宅坂ホール」は外部のコンサートや集会にも貸し出された。しかし、東日本大震災で一部が壊れたホールが閉鎖されるなど、耐震性不足が露呈し、昨年11月に移転方針を決めた。移転後は1億数千万円かけて解体して更地にして、国有地の土地を国に返還する。

 社会文化会館は、江田三郎社会党書記長(江田五月元参院議長の父)の主導で、国有地を借り上げて建てられた。1階ホールには60年に刺殺された浅沼稲次郎元委員長の胸像を置き、党のシンボルとした。ただ、今回の移転では台座の石だけで1トンに達する重さのために新本部に持ち込めず、胸像のみを移す。

 社民党は、昨年末の衆院選で公示前の5議席を2議席に減らし、現在の所属議員は参院4人と合わせて計6人だけ。移転先は首相官邸近くの民間ビルで約200坪のフロアを借りる予定だ。【田中成之】
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