愛知県豊田市の山林に小型飛行機が墜落し、男性2人が死亡した事故で、小型機は当時、機体の最高速度の約230キロで飛行していたとみられることが7日、県警捜査本部の調べでわかった。 現場付近は雲がたれ込め、視界が悪かったといい、小型機は鉄塔に気づかないまま衝突した可能性が高い。 県警によると、小型機は5日午前11時39分に県営名古屋空港(愛知県豊山町)を離陸し、同11時47分に二十数キロ離れた豊田市の山林の鉄塔(高さ63メートル)に衝突、墜落した。当時の速度について、県警は飛行距離と時間から時速230キロ程度だったとみている。